病院施設内を禁煙化と3割自己負担のチャンピックス

日本の各自治体ではたばこの健康被害についての認識や、受動喫煙の危険性を把握して様々な政策が行われています。
路上喫煙禁止条例を設けている自治体では、公共の施設内において喫煙することが禁止されています。
公共の施設内や様々な飲食店などで禁煙を推進することで、住民への意識を高める効果も得られています。
また、喫煙に関する方針の転換によって、喫煙はニコチン依存による病気であるという考え方のもとに、医療機関で禁煙治療が受けられるようになっています。
医療機関には禁煙外来が設置されて、専門の医師や看護師が配置されています。
病院の施設内において全面禁煙化を実現させるなどの条件を満たしたときには、健康保険の適用が受けられますので、3割の自己負担で禁煙治療を受けることが可能です。
禁煙外来ではニコチンパッチなどを使用したニコチン置換療法も用いられていますが、それとは異なる禁煙補助剤を処方する治療も行われています。
禁煙補助剤にはチャンピックスという認可を受けている医薬品があり、他の方法で禁煙を実現できなかった人であっても禁煙の達成率が高くなると言われています。
チャンピックスはニコチンを含んでいない医薬品で、ニコチン受容体と結びつくことで適量のドーパミンを放出します。
それによって一定の満足感を得られることから、ニコチンによる離脱症状を和らげる効果があります。
チャンピックスの処方は、専門の禁煙外来が設置されている医療機関を受診する必要があります。
禁煙を開始してから1週間ほど経過すると、めまいや吐き気、頭痛などの離脱症状があらわれて、そのために禁煙を続けることが難しくなります。
チャンピックスを服用することで離脱症状を緩和させることができれば、禁煙を楽に実行することが可能です。